2016年8月7日日曜日

人口増

一気に我が家の人口が増えた。

やはり家族は多いほうが楽しい。ワイワイと今日も1日楽しく過ごした。


孫たちは、先日完成したセンサー水テッポを庭に仕掛けて、鈴ちゃんを引っ張ってきて遊んでいる。犬もたいへんだ。









その合間に防水型スイッチ付きの踏み板のアイデアを思いついて実験してみた。わが社は電磁式のくくりワナ(実用新案取得済)を販売しているが、ネックが踏み板の防水性なのだ。


2枚の円形踏み板の間に防水スイッチを挟んでいる。イノシシやシカを獲る場合、あまり反応が良過ぎると小型獣で動作してしまう。

テストをした結果、軽い部分では3Kg程度、中心部で4~5Kg程度の重量で反応するようになった。これくらいなら大型猟犬は別として、タヌキやウサギ程度で動作はしないだろう。3点で支えているので、ここに押しスプリングを入れることによって可変できる。

上下2枚の円形踏み板はすでに接触しているので、獲物が踏んでも可動部分はない。ある程度の力を加えた時点で電磁的にトリガーを解除することができれば捕獲率が上がる。くくりワナの空ハジキは踏み板の動きで踏む足に力をかけないのが原因なのだ。


動画撮影のあと、水中での動作確認もしたがうまく動いた。


私がくくりワナを製造販売しようと思ったのは薄い重量センサーと出会ったときだ。小型獣や犬がワナにかかって困るので、重量を可変できるワナが欲しいという要望があった。すぐに回路を組んで重量調節可能なシステムを組んだが、あまりに複雑すぎて私以外誰もセットできなかった苦い経験がある。

その後、金属板2枚を重ねて、踏んで接触すればONとか、角度センサーを使ったものを販売している。

構造が簡単で確実に動作する防水スイッチは以前から仕入れていたが、うまい使い方が思いつかなかった。孫たちと遊んでいるとき、アイデアを考えて試してみた。うまくいった。


製作工程が複雑なので電磁式ワナは売る気がなくてP.Rもしてこなかったが、可動部の動作の確実化(踏み板でスイッチが入れば確実にスプリングを弾かせること)も100%となったので、改良型の商品化を急ぐことにしようと思う。









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