2016年7月15日金曜日

カモメ撃退装置

センサー制御による自動エアガン発射装置の最終仕上げは案外と手間取った。


エアガンはモーターが回ると発射すると簡単に考えて、センサーからダイレクトにモーターを回す回路を組んでいた。

ところが実際に発射装置を組み込むとまったく動かない。動かないだけならいいが、負荷がかかり過ぎてセンサー部分が壊れてしまう。

発射機構を動かすためには大電流を流す必要がありそうだ。子供用エアガンなので、単三電池4本6ボルト駆動なのだが、モーター配線に直結だ。モーターが回るか、配線が焼けるか、電池が破裂するかの勝負なのだ。これでは電池はすぐに消耗してしまうぞ。実際、少し電圧が落ちただけで動作しない。


 センサー回路と駆動回路を切り分けるために、リレー装置を組み込まないと無理と分かった。

部品を取り寄せて組み上げるのだが、「ショート」、「逆接」、「過負荷」など考えつくすべてのミスを犯してしまう。電子部品は、ミス=破損の世界なのだ。

あまりにパーツが小さすぎて見えないんだもん。高齢者の悲しさだね。

壊したセンサー、4個。もう後がないところでやっと稼働。


手前の白いボックスを「管制装置」にした。当初はエアガン本体の電源を使う予定だったが、外部電源としてボックス内に組み込んだ。中は電池だらけ。





弾が見えないほど速いのではなくて、入れてない。自宅門扉で試運転をした。こんな場所でBB弾撒き散らしたらご近所から何を言われるか分からない。



明日は「馬」に乗って松山出張なので日曜日、晴れたらヨットに設置しよう。「管制装置」だけ繰り返し使えるように防水仕様にした。子供用エアガンは新品で買っても3,500円だもんね。












2 件のコメント:

松浦 さんのコメント...

AKの電動テッポ(笑)かわいらしいですね。この仕組みを私どものサバゲーにも取り入れたいです♪それにしても、発想が相変わらず素晴らしいですね!

M.Shirashiki さんのコメント...

サバゲー用にセンサーエリアの角度を鋭くしますか。X軸Y軸をサーボモーターで駆動するとか、複数の銃を一度に発射するとか、電動だとなんでもできますね。

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