2016年12月31日土曜日

やっと退院

正月なので外泊許可をお願いしたら、

「いい子にしているならこのまま退院しますか」

主治医がおっしゃるので、もちろん、「いい子にします!」と即答してやっと退院。


どうやら病院も正月休みのために、家にいても同じようなものらしい。


やっと点滴から開放されたので、さあ孫たちと遊ぼうと思う。





2016年12月28日水曜日

出戻り

昨夜、ちょっと体調が悪くて、発熱した。

年末なので念のためと思って病院に来たら、速攻で入院させられた。

なんてこったい。


例によって個室などに空き部屋はなく、空いたベッドに放り込まれたら、前回とまったく同じ部屋の同じベッド。


「おかえりぃ」


看護婦さんたちが優しいのが悲しい。





2016年12月26日月曜日

三連休明け

三連休明けの月曜日。


例によってたくさんの出荷があって準備に忙殺された。そんな時に限ってややこしいトラブルが発生する。


「プレインストール・メモリーが消えた」、「ドッグナビが充電できない」、「車載無線機から音声が出ない」

すべてを1分以内で完了させる。

「送ってください」

これだけ。


ネットショップなので基本的に店頭対応はしない。以前はauショップを運営していたのでその店舗で対応していたが、ネットショップ専業に決めてからは、わざわざ分かりにくい自宅に事務所を移転した。




つい最近まで隣町にあった無線機屋さんが閉店をした。当社は店頭対応をしないので評判が悪かった。それでハンターの皆さんはこのお店を利用されていたのだが、他にないので当社に連絡をいただく。


でも電話対応する時間すらもったいないと思っている我々なので、他社購入製品の修理などはあっさりお断りする。来店希望もお断りしてる。

これがまた評判が悪い。そのうち山で撃たれそうだ。でもそのお店が運営できなくなったのは、店頭対応の営業方針のせいなのだよね。


親戚・友人を介しての連絡は困る。断り切れない。明日も叔父が知人に依頼されて同行してくる。我ら一族は、私以外、みんな人がいいのだ。







電動式くくり罠の評判がいい。

大量に注文をいただいて、連日組み立て作業にヒーヒー言っている。写真は踏み板部分の組み立て中。


やっと出荷分を組み立てたと思ったら次の注文をいただいて嬉しい悲鳴をあげている。


今年中にあと50基組み立てなければ・・・・


ヒーヒー・・・・






2016年12月25日日曜日

お散歩隊、発砲するも・・・

お散歩隊は3名の出猟。

あいかわらず体調が元に戻らない私はシガキに付く係り。

S選手とサトちゃん選手が私の周囲に犬を入れてくれる。


1ラウンド目、私が待っている場所の真上でサトちゃん選手の愛犬ナナちゃんが吠えた。サトちゃん選手は尾根にいた。

普通は犬に追われると獲物は下に逃げるのだが、今回の大型シカ2頭は尾根に向かって登った。サトちゃん選手の前をゆっくり駆け抜けて行ったそうだ。ナナちゃんは小型犬なのでシカも焦る必要がないのかもしれない。

大型シカの後ろを、吠えながら追いかけるナナちゃんが、ネコサイズに見えたそうだから(サトちゃん談)犬が小さいのか、シカが大きいのか。

もちろんナナちゃんが後ろにいるのでサトちゃん選手は撃たない。



午後、いきなりS選手のライフル銃が3連射。

小型イノシシを犬2頭が追い出して近距離を走ったそうだ。2mほど後ろを2頭が追い掛けていたけどかまわず撃ったそうだ。

残念外れ。

S選手の愛犬チャボ君があとで私のところに来て、

「うちのとうちゃんヤバいよ。俺たちの鼻先に向かってバンバン撃つんだもん」

愚痴を言ってた。


S選手に言わせると、

「いつもなら弾倉にある5発ぜんぶ撃つんだけど、犬が近かったので3発にしておいた」

お互いに言い分はあるものだ。


S選手の銃はカービン銃だ。自動銃なのでトリガーを引くだけで弾倉を空にできる。そういえばいつも5発撃つ。当たっているのはたいてい1発だけなのだが。




本日お休みのTさんとM氏用にサトちゃん選手が大量のミカンを持参してくれた。


預かって帰ったのだが、これだけ大量に積むと軽トラックがなかなか走らない。



無農薬の美味しいミカンだ。(単に手入れをしないだけという話しもあるけど)





2016年12月24日土曜日

イブ

午後、気になっていたヨット係留ロープの点検に行ってきた。

あれほどの強風だったのに、なんの問題もなかった。ヘボなスプライスでも何度も刺せば強度が出るということだと勝手に解釈した。



今日はクリスマス・イブというのに孫たちもいないので、なーんもなし。

広島に電話をしてみたが、冬休みになったけど塾があるのでまだ帰れないそうだ。いったい小学生がなんの塾に行くんだ。

「そんなところ行かんでも、アンタらはじいちゃんの孫だからアタマいいんでお勉強はできる」

わけの分からない屁理屈で帰省するように言うのだが聞き入れてはもらえない。



お隣のおばあちゃんが、

「クリスマスだから椎茸あげる。焼いて食べなさい」

サンタさんになって持参してくれた。肉厚の生シイタケに醤油をたらして焼くのは美味い。






そのお隣のおじサマはキャベツをくれた。



そういえば、周囲のお宅の孫たちもまだ帰省していない。










夕方になって駆除隊の役員さんがやってきて、猟期前に獲ったイノシシの補助金を下さった。

イノシシ1頭分だけど、これでまたワインが買えるぞ。

どこかの市長さんが、

「金かけずに麻雀ができるか」

本当のことをおっしゃったらたいへんな非難をあびていた。気の毒に。


イノシシやシカの捕獲も、こうして一度お金をもらうクセがついたら、タダではやる気がまったくでなくなる。お小遣い稼ぎのおねいちゃんの気持ちが、よーく理解できる今日このごろなのだ。




つまらないイブだと思っていたが、こうしていろいろプレゼントがあると元気が出たので、さぁワインでも飲もうか。






2016年12月23日金曜日

なんじゃ、こりゃあ

長く待たされたワインラックがやっと届いた。

喜んで開封してみたら、木片と金属板が入っていて、自分で組み立てろってことだった。

その作業が嫌だから買ったのに。

組み立て作業を要する、しかも難易度はかなり高いとは書いてなかったぞ。


金属板が真っ直ぐじゃないので自分で調整しながら組み立てる必要があった。しかもクギを16本も打ち込む必要があった。クギを真っ直ぐに打ち込むのは実に難しい。


説明書がヘボなので組み立て方がよう分からん。


それでも苦節一時間。やっと完成。


買い置きしたワインは大半を飲んでしまっているので、これからワインの買い出しに行かねばならない。

あまりたくさん買うと、ワインラックが分解したらいけないので少しだけ買うことにしよう。











リビングのカウンター上に置いた。これはこれでいいんでないの。





2016年12月22日木曜日

大時化

午後から風が強くなって、大雨になった。


先日やったヘボスプライスのテストだ。夕方マリーナに行ってみようと思ったが、納期が迫っている製品があまりに多いのでずっと組み立て作業をしていた。年末なのに忙しいことだ。


最近、全然呑みに行かないので、

「今月まだ一回も来てないよ」

お叱りの電話があったりする。叱られるような借りはないはずだが、お店の側でノルマを設定しているようだ。

「入院してたんで、もう少し体調がよくなったら行くからね」


弱々しい声で同情票を集める作戦に出ている。そうしたらおねいちゃんたちが優しくしてくれるかもしれない。










2016年12月21日水曜日

絶好調

退院して二週間目の検査に行ってきた。

血液検査の結果、ほぼすべての項目が正常値になっていた。凄い。



これまで5種類も薬をもらっていたのが、痛風対策の1種類だけになった。血圧が上がっていたのも石のせいだったのだろうか。


あまりに急激に薬が減ったので、薬局のおねいさんがびっくりしていた。

売上が減ってごめんね。





2016年12月19日月曜日

ワイン

あいかわらず晩酌はワインの日々。


これも飲みだすと好みがいろいろあって選択に迷う。


いまのところは国産のものを各種買ってきて順に飲んでいる。「無添加」が選択キーワード。

産地が分かるものを選んでいる。「おたる」、「三次」、「甲州」、「長野」などの産地製在庫が今ある。



こうなったら保管用にワインラックを買うことにしよう。

自分で作ろうかと思ったが、こんな複雑な木工作業は絶対に無理と分かっているのでネット注文をした。

納期が10日もかかるそうだ。やっぱり作りにくいのだろうか。


電気的なワインクーラーという選択肢もあるが、私は飲み物が冷えてなくてもまったく気にならない。ビールだって平気で室温のものを呑む。

冷えると味が分からないのだよね。



実は地元でもワインを作っている。

お隣の内子町にワイナリーがあるのだが、残念なことに買うことができない。

以前、ここでワインを買って松山のお友達にプレゼントしようと車内に横に置いて行ったら、コルクからザーザー漏れてしまった。

知人を介して、「漏れましたよ」と経営者に言ったら、逆切れされて、「横にしたら漏れるのが当たり前だ」とお叱りを受けたことがあるのだ。

そんなわけで、ここの製品はワインラックで横にして保存できない。まことに残念なことに地元ワインを呑むことができないのだ。縦にしておいて、一気に飲み切ればいいという意見もあるが、そんなことができるシロモノではない。(・・・根に持つタイプなのだ)



昨夜は、「おたる」だったので、今夜は「長野」あたりに行ってみよう。





アナグマを高校生がバットで撲殺したことがネットで話題になっているらしい。

FaceBookでは彼が在籍する高校の電話番号がさらされて、抗議の電話をしよう、なんて書いてある。これをうれしがって「いいね」をしたりシェアするバカがいる。

ホントにバカじゃないの。以前からバカとは思っていたけど。


アナグマは「害獣」なの!


ゴキブリと一緒。ゴキブリよりもっと農産品に被害を与える。だからエリアによっては高額の報奨金を出してまで駆除している。


そんなことも知らないで高校に抗議の電話をするアホがいっぱいいるのはバカにかわらん。



そんなにアナグマがかわいなら、抗議の電話をする連中の住所・氏名を記録しておいて、アナグマが獲れたら飼育してもらったらいい。








2016年12月18日日曜日

復旧

いい天気なのにお散歩隊は本日休業。

S選手とサトちゃん選手はウドン県までクレー射撃大会に行ってしまったし、私も野暮用があって午前中出ることができなかった。

そういえば昨年のこの大会は私も参加した。帰路、大雪になって大渋滞のなかを強行突破して帰ったなあ。


先日から切れかけになっている係留ロープの補修をやっと今日の午後に完了した。


例によってヘボなスプライスをしてバース側用の輪を作った。これをクリートに通すのがたいへん。


バース先端まで行くことができないし、船首から手も届かない。案外とヨットの舷側は高い。

ボートフック2本を使ってやっと通した。


これでこの冬は大丈夫・・かもしれない。








2016年12月17日土曜日

ご近所のイチョウが綺麗だ。


でも、ほぼ同じ場所にあるこの木はすでに落葉してしまっている。


イチョウにもハゲ体質があるのだろうか。


こちらに親近感を抱いてしまうのでは私だけではないはずだ。









鬼北町の親戚に行ったので、最近できたオンナ鬼のモニュメントを見てきた。名前は「ゆき姫」というそうだ。

知り合いのゆきちゃんみたいに色っぽい。ゆきちゃんは、キバもツノも持っている。おまけにトゲまであるので恐ろしい。

それに比べるとゆき姫はかわいい。




こんなアングルからも撮影した。いい脚だ。広角レンズで舐めるようにして撮った。






この抱いている子ども鬼がこうなる ↓ というストーリーらしい。




似てないね。



2016年12月16日金曜日

暖かい家庭

玄関を入ってすぐの廊下にでっかいファンヒーターを置いた。

私が家にいる時はずっと稼働させている。(家にいる時間は少ないけど)



廊下の先は階段で、二階まで吹き抜けになっている。

家人は、部屋ごとにエアコンで暖房しているのだから意味がないし、こんな小さなヒーターでは家中を温めることはできないと言う。


でも継続は力だ。3時間も稼働すると、廊下もトイレも少しだけ暖かくなる。




こうして私は冷たい視線のなかで、ひとり暖かい家庭を築いている。




2016年12月15日木曜日

パワーストーン?

昼前にTさんちに行ったらイノシシ解体作業中だった。

寒いので焚き火をしながらの作業。

金網が置いてあった。少しだけロースを切って焼いてみた。美味い!

「バラもいいかも」

ふたりで塩コショウしながら腹いっぱい食べて、昼メシは不要なほどだった。


それにしても、解体しながら、その横で食べるなんてことはケダモノがやることだなあ、と反省。


晩飯は焼肉に行くことにしていたのだが、急遽、和食に変更。

クエなど食ってしまった。あれは美味いねえ。



久々におねいちゃんのお店に顔を出した。焼酎はまだ呑む気がしないので品よくワインにした。この店の連中、誰もコルクの栓を開けることができないので自分で開けた。


ワインでは酔わないので静かにしていたら、

「元気がないねえ。もしかしたら胆のうから取り出した石がパワーストーンだったんじゃないの。だからパワーが落ちたんだよ」

「またしっかり溜めて元気になってね」


何を言われるか分からないので早々と退散した。





2016年12月12日月曜日

嗜好は変わる

退院をしてから、恐る恐るアルコールを試している。


入院前は晩酌に焼酎のお湯割りばかりを呑んでいた。

これが呑めない。アルコール臭が鼻について呑む気になれない。



ビールを試してみた。缶ビール1本程度なら呑めるが、それ以上は受け付けない。



それなら別に呑むこともないのだが、このさい各種ワインも試してみた。


スパークリング系のロゼなら美味しく呑める。お子様仕様に味覚がリセットされたようだ。


半分くらいは家人に飲まれてしまった。


これの白を2本買い込んで来た。週末に長女が帰宅していたので1本飲まれてしまった。



国産の赤ワインで美味いのをみつけた。これをまとめ買いして晩酌用とする。



当分はワインでおとなしくしていようと思ってる。
























2016年12月11日日曜日

海に山に

入院中から、休日になったら思いっきり遊ぼうと思っていた。


土曜日は釣りをした。


残念ながら大物も、いい獲物も釣れなかったけど、大型ベラがずっと釣れて引き味だけは楽しんだ。








今日は早朝からお散歩隊出猟。


さすがに犬を連れて行って一緒に山を歩くほどの体力は回復していないので、ライフル銃を持参して獲物が来るのを待った。


ヒノキ林の中は薄暗くて、陽が当たらないので寒い。犬が吠えるのをじっと待つのは辛かった。


当エリアで、こうして待つのを、「シガキに付く」と言う。


シガキは「猪垣」のこと。


写真のように今でも猪垣は残っている。


かつて先人は耕作地を猪被害から守るためにこうして石垣を築いていた。



S選手の愛犬、ブチ君が小型イノシシを咬み留めしてくれた。


お散歩隊は順調に捕獲数を伸ばしている。




2016年12月9日金曜日

季節外れの桜

近くの川岸の桜が咲いていた。北風に吹き飛ばされながらも、ちゃんと咲いている。



こんな症状を不時現象と呼ぶらしい。


北風の中で,子供たちも元気に走り回っていた。はやくオイラもあんなに元気になってイノシシを追いかけなくては。




S選手が撃ったイノシシをハムに加工依頼していた。

加工は「道の駅、からり」にある燻製工房さん。

やっと今日、出来上がったと連絡があった。持ち込んだ量が少なかったので少しだけしかできなかった。

次回はもっと太ったメスで、たっぷりと脂ののった獲物をたくさん持ち込もう。




2016年12月8日木曜日

ヨット点検


庭のモミジがやっと紅葉して美しい。入院前は青々としていた。二週間は案外と長いのかもしれない。


午後、久しぶりにヨットの点検に行ってみた。入院前から体調が悪かったので一ヶ月近く見ていない。


フェンダーもよく効いて外観的には何の問題もない。

乗り込んで各部を点検してエンジン始動。バッテリーも快調。ソーラーパネルで充電しているのでこれまでも問題が起こったことはなかった。





船を降りて帰ろうとして左舷側をみたら、係留ロープが変だ。


もういちど乗り込んで船首に行ってみたら、危ない、危ない。切れかけていた。


古いジブシートを使って差し当たりの補修をした。週末にロープを持参して本格的に修理をしよう。

久々に釣りでもしながらのんびりとスプライの練習を兼ねてやることにしよう。





2016年12月7日水曜日

やっと退院

二週間の入院生活もやっと今日で終わり。久々に外に出たら世間の風がやたら冷たいことに気がついた。もう12月になって一週間も経過しているものなあ。



胆石の手術をしてお腹の痛みはすぐにとれたが、痛風が出て歩けなくてヒーヒー泣いてしまった。

「痛い病気ばっかり抱えているねえ」

看護婦さんたちに笑われた。





たくさんの皆さまがお見舞いに来てくださって感謝。


退屈だろうからと大量の本を持ってきて下さった方がいらした。30冊近くある。テーブルの上の本を見て看護婦さんがぶったまげた。


「これ全部読むんですかぁ」

「全部読んで、読書感想文書けって言われてます。

「ビョーキになりますよぉ」





どうやって使うのか未だ分からないのだが、オトナのおもちゃもいただいた。

持つべきは良き友である。


枕もとのボタンを押せば、すぐに若いナースがベッドサイドまで来てくれる生活はいい。

残念なのは本物のナースしか来ないことだ。「有料ボタン」で偽ナースが来るようにしてほしい、と改善提案アンケートに書こうと思ったが、これからも通院があるので思いとどまった。




ほぼ10日間、点滴だけで過ごしたが案外と体重は落ちなかった。3Kgちょっと痩せただけだった。

でも体力は落ちていることがはっきり自覚できる。少し動くと息があがる。少しずつ元に戻るようにしなくては。





久々に会社をのぞいたら、順調な売上だった。なんとYAHOOショッピングのアニマル・トラップ部門でランキング1位を獲得していた。

やっぱり私は出社しないほうがいいみたいだ。







2016年11月26日土曜日

体温41.9度 体験記

やっぱり簡単なことでは体調は戻らなかった。


11月24日の朝、お粥を軽くすすって出社したが、すぐに吐いてしまった。昼まで横になっていたが吐き気がしても、もう吐く腹筋力がなかった。目まいがした。ヤバいかも、と思って鏡をみたら黄色っぽい。これは本格的にヤバい。


残る体力を振り絞って病院にたどり着いた。受付もろくにしないで処置室に転がり込んだ。


点滴を繋いで、すぐに検査が始まった。その頃から寒気を覚えて震えが出始めた。

ガタガタ震える私をMRI装置に入れるべく看護婦さんたちが手伝ってくれる。

「今日は野戦病院風だねえ。すぐやるから」

実際にすぐに終わった。あの装置はやたら時間がかかると思っていたが、やればできるようだ。(あとでCT装置と判明)

レントゲン撮影をして、心電図を取る頃には震えが大きくなってついに心電図は取れなかった。

「悪寒がひどいからしかたがないねえ」

担当者はそう言ってたが、私には、「お棺」としか聞こえなかった。

簡単に病因は断定された。胆石だった。石が詰まって胆汁がまったく流れていない。黄疸症状が出ているといっている。


そういえばこれまでも時々、吐いたり熱が出ていた。石が移動して胆汁が出るとまったく普通になるから発見しにくいらしい。

至急、内視鏡で石を取り除くことになった。




このあたりからの記憶がない。

目が覚めたら今朝だった。


さきほど医者がきて詳細な説明をしてくれた。内視鏡手術中には
体温が41.9度まで上がったそうだ。

時間がかかるのは危険なので、石はそのままにして、胆汁だけ出すチューブを入れて当夜は完了としたそうだ。再手術は来週。

記憶がないのは麻酔のせいでなく高熱のせいらしい。

血液データ結果も見せてもらったが、すさまじい数値だった。

「昨日たどり着かれたのがラッキーですよ。あのまま自宅に居たら体温で人事不省になって、本当に危なかったです」


体温計の上限値が42度になっているのは、それ以上あがると人間のたんぱく質は固まってしまい生存できないかららしい。

体のあちこちを触ってみるが固まっている部分は幸いなさそうだ。




パソコンとテザリング用スマホを持ち込んで野戦風オフィスを立ち上げた。ネットショップはこれができるからいい。社員さんたちがしっかりしているし、普段から私はあまり戦力になっていないので問題はなかろう。



病気の話しなど面白くもなかろうから書くまいと思ったが、41.9度体験記は書かなくてはいけないだろう。



こうして記録しておいて、元気になったら公開しようと思っていたが、例によって皆さまから連絡をいただくので公開することにした。


体調不良の原因は酒の飲み過ぎだの、イノシシのタタリなどいろいろと言われていたが胆石だったことが判明した。退院できればすぐに山に行くことができるよう体力を鍛えながら入院生活を送ろうと思っている。
















2016年11月23日水曜日

生存報告

三日もブログ更新をしないと、「死んでるんじゃないか」とお電話いただいたり、SNSで連絡があったりする。

死んではいないけど、死にかけていた。

三日前から体調不良だった。吐き気がして体がだるい。そのうちにゲーゲーと吐いて一時期は気分がよくなった。

二日目になったら、食べるものをすべて吐いて、牛乳さえ飲んだとたんに吐く始末。

そのうちに高熱が出て動けなくなった。

昨日と今日はベッドから一歩も動けなかった。


さきほどから熱が下がってポカリだのゼリー系は受け付けるようになったので一安心。



同じような症状が9月末にもあった。


呑み過ぎか、ダニか。







2016年11月20日日曜日

Eyes-only

本日のお散歩隊は、Eyes-only (見るだけ)。


おさわりも発射もなし。



サトちゃん選手の愛犬、ナナちゃんが目の前でシカを追い出してくれたけど撃てなかったそうだ。

私は林道を軽四トラックで走っていたらカーブの向こうにシカがいた。しばらく追いかけたけど山に入られた。シカは速いぞ。


最後にS選手の愛犬がタヌキを穴に追いつめた。よく見るとタヌキじゃなくてアナグマだったそうだ。似たようなものだが、間違うと大事件になる。タヌキ・ムジナ裁判だ。気をつけよう。







2016年11月19日土曜日

無線機取り付け



軽四トラックの無線機電源が入らない。

バッテリーから直結しているのでヒューズをみたら切れていた。交換したがまた切れる。

これは配線が悪いのかもと思って配線を新しいものに交換してみた。またヒューズが切れる。

まさかなあ・・・と思いながら無線機を取り外してチェックしたら完全に故障してショートしていた。危ない、危ない。

こんな故障は逆接(+-を逆に接続する)が主な原因だが、バッテリーも配線も触っていない。そういえば先日、ライトを点けっぱなしで完全放電をさせてしまった。充電をしたが、その時に過電圧でもかかったのだろうか。それとも経年変化での自然故障か。20年ほども前に買った製品だもんなあ。



明日は出猟なので急いで新品無線機の取付工事をした。ジムニーに取り付けようと免許申請は完了していた。


使い方がよく分からなかったので取説見ながら周波数メモリーセットなどしていたら、先日この機種を購入いただいたお客様から使い方を教えてくれと電話があった。タイミングがいい。


相手も猟師さんなのでやることは同じ。メモリーと周波数ステップの変更。オートパワーオフの設定もしておくと、電源切り忘れでのバッテリーあがりがなくなる。


覚えたてだったので完璧な説明ができたぞ。





2016年11月18日金曜日

アマチュア無線免許

アマチュア無線の免許が10月で切れていることが判明した。

電波利用料は支払っているのに!と確認したら、支払っているのはヨットの国際VHF無線分だった。


あわててネット申請をしようと思ったらIDもパスワードも忘れていた。なにせ5年も前にやって以来だから無理もない。

再発行の手続きを調べたが、どう読んでも理解できなかった。読解力不足なのか、説明不足なのか。


少々手数料は高いが(1,000円程度)紙申請でいくことにした。書式はこれ。


ネット申請時はやたら小難しくて、通信局担当者に電話で教えてもらったほどだったが(私、プロの無線機屋ですが分かりませんでした)紙申請なら簡単なもの。


昨日、免許状が届いた。紙申請があまりに簡単なので、当社で販売するアマチュア無線機に、希望する方には無料で免許申請書類を作成してお付けすることにした。印紙と切手を貼って郵送すれば免許になる。


だって、住所と名前と従事者免許番号を書くだけなんだもん。電波形式だの市町村コードが一般的でないから難しく見えるが慣れれば簡単。購入いただいた無線機にあわせて当社がチェックを入れる。




コールサイン切れの方、当社でお買いあげいただくと簡単ですよ。




2016年11月17日木曜日

タヌキだらけ

箱罠にイノシシが近づいているのでもう獲れるかもしれないと思いながらエサをせっせと補給している。でも全然入らない。

どーなってるんだろうと思ってセンサーカメラをまた仕掛けていた。

今日、カメラを持ち帰って確認をしてみた。





あれまあ、タヌキの大集団が連日来ている。

これじゃあタヌキの養殖場だがね。しばらくエサ補給はやめよう。




海に行けばハゲが釣れるし、山にいけばタヌキだ。


「類は友を呼ぶ」は正しいことがよくわかった。







2016年11月16日水曜日

木工作業

ホームセンターに行ったら、2×4材を使って自作する作業台があった。アメリカ製。


見本で組み立てたものがあったので、「これを売ってくれ」と言ったがダメだった。やっぱり。


しかたがないので材料を買ってきて、鋸盤でカットして木ネジで固定した。


組み立ててみると角の直線が出ていない。やっぱり不細工なんだなあ。


恐ろしくたくさんの木ネジで固定するので、とうとう電動ドライバーが放電して予備バッテリーに取り替えるほどだった。


我が家も2×4工法で建っている。大工さんが軽四トラックいっぱいのクギを持ってきて、「これ全部使います」と言った。我が家はクギでできている。

2×4はネジとかクギが好きなんだろうか。日本の大工さんはクギなしで組み立てたりするけどね。







2016年11月15日火曜日

S選手、巨大イノシシを撃つ

抜け駆けをしたS選手から救助依頼がきた。

ウィークデーにひとりでお出かけをしたら推定60Kgのメスイノシシを撃ってしまったそうだ。お散歩隊規格ではこれは巨大な獲物となる。


なんとか車には積んだが、処理をひとりではできないということで午後はS選手の工場で待ち合わせ。

逆Y型金具を使って、フォークリフトでぶら下げて一気に解体をする。これが我々のいつものやり方だ。高さを自在に変えることができるので腰が痛いメンバーでも楽に作業ができる。30分もあれば皮を剥いで四肢分断程度までは簡単にできる。

写真はこの夏、同じような状況で獲ったシカの場合。


サトちゃん選手に連絡をしたが、本日は朝、雨が降っていたので午後にはもう酔いちっち。戦力になりそうもない。

歯がないのでやわらかいロースの部分を中心にサトちゃん選手用のお肉を取った。我々はやさしいのだ。


S選手も私も冷蔵庫が満杯なので、今回のお肉はウィンナーに加工依頼することにした。



内子産直市場のなかにある燻製工房に持ち込むと加工をしてくれる。こうするとイノシシ肉をもらってくれる人が多い。というか、こうしないと誰もイノシシ肉など欲しがらないのだ。







2016年11月14日月曜日

解禁前日

エリアによって違うけど、一般的には明日15日から狩猟解禁となる。

このところ有害獣駆除で年中、狩猟用品が売れているので、なんの準備もしていなかった。


土・日曜日のネットショップ注文を今朝になって社員さんたちと見て唖然とした。大量の注文が入っていて、とてもじゃないが間に合いそうにない。それでも納期遅れはネットショップで致命的だから、必死で作業をして、パーツ切れの注文以外はやっと発送を完了した。

「ちゃんと準備しておけよ」

パーツ不足で納期遅れのお詫びをしたお客様からはお叱りをいただいた。十分な在庫を置いていたつもりだが、約一か月分の販売数量がこの土・日曜日で売れたのだからお許しをいただきたい。



そんなわけでもう体力がない。早めに寝て明日に備えよう。






2016年11月13日日曜日

お散歩隊、連勝中

本日もお散歩隊は元気に出猟した。

M氏は新車の軽トラックを購入なされての参加。道なき道を走るので新車はもったいないと思うのだが、軽トラックの質のいい中古車は新車とあまり値段が違わないのだそうだ。


今年から新しい猟法を取り入れている。ランニングターゲット部会の選手でもあるM氏に犬より先に入ってもらって、見えた獲物を撃つ作戦だ。

我々のメインターゲットはシカなので、この方法は有効と聞いていた。


弁当のあと、深い谷に沿って林道がある現場に行った。さきにM氏が林道に入った。我々が犬の準備をしていたら、いきなり銃声がした。小型のシカが見えたので発砲したそうだ。

「でも逃げていきました」

当たらなかったそうだ。


銃声を聞いてQちゃんが突進して行った。やがてシカが悲鳴を上げるのが聞こえた。咬み留めたようだ。


S選手に現場に行ってもらって獲物を回収した。


シカは後脚を撃ち抜かれて折れていた。だからQちゃんが追いついたのだ。


さすがランニングターゲット選手!シカの細い脚を打ち抜くのは難しい。



記念の獲物なので新車に積んだ。なんだか処女の血みたいだ。(見たことないけど)



射撃大会参加のために欠席したサトちゃん選手に報告したら、

「メスだろう」と予測した。その通りだった。

「Mちゃんが狙うのは、ヒトでもシカでもメスばっかりだからねえ」

意味不明のことを口走っていた。




サビが出るといけないから早く洗車をしなくては。









2016年11月12日土曜日

鈴ちゃんの訓練

お友達の箱罠に小型イノシシが入った。

「鈴ちゃんの訓練に連れておいでよ」と声をかけていただいた。ありがたい。


生後3ヶ月頃だったか、くくり罠にかかったイノシシを見せたら、飛んで逃げて50mも離れた林道のカーブの先で震えていた。あのとき以来、イノシシを見せていない。






現場に着くと、軽トラック荷台から飛び降りてイノシシに向かって行った。

あれ、案外とやるじゃない。まったく怖がらない。


最初は声が出なかったが、動画のように声も出るようになった。いつもドッグラン内でQちゃんとプロレスごっこをやっているのがよかったのかな。



猟犬は最初はただの犬だ。訓練をすることで猟犬となる。イノシシは凶暴なのでこうして攻撃してくる。それに対処することが訓練となる。もちろん、もって生まれた猟犬としてのDNAがいちばん大切だ。




これなら問題ない。そろそろ一軍登録かな。



2016年11月11日金曜日

引きこもり

ブログに何も書くことがない。

理由はお仕事ばっかりして外に出ないから。


全国的には15日から狩猟解禁のエリアが多いようで、その準備で狩猟用品をご注文いただいている。

今年の特徴はお電話での注文が多いこと。口コミでわが社製品のことを知ってお電話をいただく。



「NP-8を買いたい。使うときは踏み板を裏返して使うんだけどね」


いえいえ、そんなことしなくてもちゃんと水抜き穴を開けたセットを販売しています、




当社が販売している罠を、裏返しに使うとよく獲れるという口コミが広がっているそうだ。


もちろん当社も気付いていて、取説にはこの方法を記載しているのだが、口コミでご注文の皆さまはネットをご覧にならない方ばかりなのだ。



パーツは各メーカーで作ってもらっているが組み立ては当社で行う。これに時間を取られてどこにも行けない。


明日は土曜日だというのに私ひとり出勤して組み立て作業をしないと15日解禁に間に合わない。



ま、ヒマがあると、出歩いて不善をなすので引きこもりもいいかもしれない。





こんな話しを誰かさんにしたら、

「ワイヤーを使うくくり罠ばかり売っているから、もうワイヤレスじゃないね。社名変更しないと」

なんてことをおっしゃる。

でも甘いね。


今週もGPS首輪、ドッグナビをたくさんの皆様に購入していただいた。。売上金額では圧倒的にワイヤレスなんだなあ。

























2016年11月10日木曜日

ベレッタ・ウリカ修理完了

銃砲店に修理を依頼していたベレッタ・ウリカが復活した。


銃床内部のスプリングがサビサビになっていたそうだ。


写真は数年前のもの



この当時はドットサイトを取り付けていた。


これは等倍のスコープで、赤いドットに向かって撃つとどんな態勢でも当たるという優れものなのだ。右効きの人が左で撃っても当たる。ヘッドアップも関係ない。どんな姿勢で撃とうがドットに向かって弾が飛んで行く。

戦場動画でアメリカ兵がこれを使っている場面がよく出てくる。光学技術の勝利だ。



でも今はこの装置を使っていない。山中を転げまわってイノシシ・シカを追いかけているうちにどこかで落としてしまった。もちろん回収は不可能だ。



銃所持許可を取得して最初に買ったこの銃はもはや体の一部だ。スコープもドットサイトも不要だ。銃を構えると、目視した位置に銃口が向く。


「月を指差すとき、指は見ない」

ブルースリーの師匠が言ったお言葉だ。









2016年11月9日水曜日

三番町徘徊

晩飯のお吸い物になにか入っているぞ。

今年の初物。いい香り。


超美貌のおねいさまがFBで、「アナタのみたい」とおっしゃる。たしかに、あれも「お吸いもの」かもしれないね。



なぜかキープボトルのブランドは、「したごころ」。

ま、いいか。


夏でも冬でも、お焼酎のお湯割りしか呑まない。






徘徊の最終はいつも松山の名門ショットバー、「B♭」(ビーフラット)


渋いマスターと、エリアのエスタブリッシュ諸氏が静かにジャズなど聴いていらっしゃる。

野蛮なハンターが単に酒呑みに行くのは場違いなのだが、ま、いいか。


ソルティドッグを呑み過ぎてしまった。今朝もやっぱり二日酔い。












2016年11月8日火曜日

展示会

取引先の事務機屋さんが松山市内で大規模な展示会を開催なさるそうだ。


お誘いをいただいた。


文具・事務機マニアの私としては行かねばならない。


なんでも「早出賞」があって会場に早く行ったら景品がでるそうだ。



そんなわけで今日から松山入りして、温泉に入って、大酒呑むことにした。




さて、果たして明日、起き上がることができるのだろうか・・・・・







センサーカメラで箱罠の撮影をしていた。

再生してみるとこんな具合。






入り口までは来るが、入ると危険ということが分かっているみたいだ。








2016年11月7日月曜日

精米

社員さんの父上から大量のクズ米をいただいたので精米中。


もちろん出てくる糠も完全回収する。


精米した米は犬用で、糠は箱罠用エサにする。せっかくいただいたので100%活用しなければならない。




いただいたのはクズ米だけでなくて、人間用の新米もある。


我が家は犬も人間も、このお父上のお世話になっている。



地元にある超高性能テスターメーカを定年退職されている。(リンクにあるメーカの愛媛工場は、我が町内にある)


テスターはすべての電子機器の基礎だ。技術面でも教わることが多い。周辺にこうした有能な方々が多いと頼もしい。私がいつも強気な理由のひとつなのだ。












2016年11月6日日曜日

お散歩隊、二日目

猟期になって最初の日曜日。

お散歩隊はTさんがお仕事以外は全員参加。といっても総勢4名。


最初のラウンドでS選手の愛犬、ブチ君が吠えた。その後、黙々と追いかけ続けて小型イノシシを捕まえてくれた。順調な滑り出しだ。それにしても寡黙な猟犬はいかがなものか。


私は、靴もちゃんとトレッキングシューズだし、装備に不備はなかったが、残念カメラを忘れていたので獲物撮影はなし。撮るほどのサイズでもなかったが、獲る値打ちはある。地元市役所から報奨金が出るのだ。


最終ラウンド、momoちゃんとナナちゃんが同時に獲物を追い出した。


銃に装填しようと遊底を引いたが引き切ることができない。あれれ。私の銃は3インチマグナム弾も使用可能なので2.5インチのスラッグ弾はなんとか入れることができた。でも装備の不良は気になる。

帰宅してから作業台に銃を置いて、徹底的に分解した。


この銃はイタリア、ベレッタ社製のウリカと呼ばれるモデルだ。軽量で頑強なベストセラー製品だ。3インチマグナム装弾から、軽量の24g装弾まで使えるのでスキート射撃などでも使うこともできる。



この程度までは、工具なしで分解ができる。銃は実に巧妙にできているといつも感心する。


銃の内部には凄い量のゴミが詰まっていた。大型掃除機で吸い出した。


ガンオイルを塗り込んで再組み立てをしたが、未だ微妙に遊底が引ききれない。




自動銃の機関部は銃床の内部にまで動作時に入り込む。この部分の不備のようだ。

これから先は工具なしでは分解できない。銃砲店に持ち込んでちゃんと整備するしかない。



それにしてもきったない銃だ。20年以上も使い続けるとこうなる。でも、いちばん愛着がある銃なので完全整備をしてまだまだ使い続ける。










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