2014年11月13日木曜日

父の住んでた家

ミネンコねえさんのブログを見て、「おー!」と声を上げてしまいました。


清水(せいずい)の祭り見物に行って下さったようです。

私の本籍はここ清水(せいずい)なのです。



写真正面の山の向こう側に自宅がありました。でも二十数年前に焼けてしまったのです。原因は父のタバコです。

5月の連休時でした。我が家の家族はヨットで由良半島のペンションまでクルージングして、宿泊中でした。子供たちは小学生でした。

ここからタクシーで数時間かけて駆けつけたのですが、まだ燃えていました。けっこう大きな家だったのです。

翌朝の現場検証で父は左手に灰皿を持たされて写真を写されていました。左利きだったのです。

その灰皿からカーテンに燃え広がって火事になったと消防署さんから聞かされました。はっきりと分かるのだそうです。そんなものですかねえ。



火事の翌日には写真右側の町営住宅を貸してもらったのです。

すぐ前が父の弟宅です。当時の町長さんが父の同級生だったので配慮してもらったようです。


でもここには父しか住みませんでした。母はそのころから我が家に住んでいたのです。このさいに父も我が家に呼ぼうと、新しく一棟建てたのですが、この町営住宅(家賃数千円でした)に頑として単身赴任したのでした。


実は火災保険をたっぷりもらって、そのお金を持って父は連日、パチンコ三昧、呑み回ったのです。うらやましい生き方です。

父の死後、日記を見たら連日のパチンコ出金記録があって皆で苦笑いをしたものでした。



でも母も負けてなくて、この時に父からかなりの金額をせしめたようなのです。そのおかげで年金が丸ごと残ったのです。





白敷家落城後記の一節です。






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1 件のコメント:

ケース家 さんのコメント...

「なぞは解けた」(^^)v

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