2013年9月5日木曜日

車検制度

お金持ちのユーザーに無線機とアンテナをお買い上げいただきました。


我が社で購入いただいて、車載工事はディーラーでなさるそうです。

車はドイツ製の高級車です。ディーラーは高名な某社です。


営業マンから、何度も何度もお問合せがあります。アンテナを車内に取り付けようとなさっています。なんで?

我が社が送ったアンテナはトランクリッド金具方式です。写真のようにトランクに取り付けて、同軸を無線機まで引きこむのです。

ところが、これをやると「突起物」となって車検にパスしないのだそうです。

そんなバカな、現に写真のパトカーだって取り付けてまんがな。

ところが、このディーラーの車検担当者は頑としてこうして取り付けることを拒否なさるのです。営業マンは困ってしまい、車内に設置しようとしているのです。トランク内に取り付けると言ってます。それでは全面金属シールドになってしまいます。



S選手は地元整備業団体で作っている車検場の元社長サンでもあります。問い合わせをしてみました。

ヤナセの(ああ、書いちゃった)車検担当者は正しいのだそうです。

こちらでも、車検を受けるさいは、このようなアンテナ(突起物)はすべて取り外して受検するそうです。


長年、無線機屋をやってきましたが、この話しは初めて知りました。だから、最近のラジオだのGPSの車載アンテナはフィルム状になってるんですなあ。

無線機業界は遅れている・・・というか絶滅種に近いのでこんな対策もやらないのであります。




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