2013年9月2日月曜日

あっという間にプロペラ交換

夕方、固定ペラを持参してマリーナに行きました。

手が空いた時に、私のヨットのプロペラを交換しておいてほしいと言ったのです。いまのフォールディングペラは、バックが効かない時があって危険なのです。

すると営業時間は過ぎているのに、すぐにクレーンの下まで船を回してくれ、と言います。バックの効かないヨットを自分たちで動かすのは嫌だそうです。それはそうだね。


クレーンで吊ったまま、アッという間にフォールディングペラを外して固定ペラに交換してくれました。まるでF1レース、ピットイン時のタイヤ交換です。

さすがは熟練のスタッフ諸君です。


試運転です。7ノットオーバーで走ります。これまでのフォールディングペラでも7ノットは出ていましたが、黒煙モウモウでした。28フィート艇Salty Dogsのハルスピードは7ノット程度でしょうから、理論値通りです。(28フィートの平方根×定数1.3で計算)

今回は全開にしても黒煙が出ません。少しペラが小さいのかもしれません。

でもストレスなくエンジンを回すことができるのはいいことです。


交換した固定ペラは新品です。(といっても古い在庫品です)先日、ザ・タマツナイフと一緒に写したものです。フェザリングペラを購入する予算が貯まるまでのつなぎです。写真のナイフの一部を売れば軽く交換できますが、そうはいきません。(それくらい値打ちがあるのですよ、このナイフは)


肝心のバックですが、初期動作はフォールディングペラの時とたいした差は感じられません。バックが効きにくいのは船型によるのかもしれません。でも回転を上げるとさすがによく効きます。


フォールディングペラはピンが摩耗しているようです。新しいピンは購入しているので、それと交換して予備品にします。

固定ペラを予備品に置くヨットマンは多いのですが、私はフォールディングペラが予備品なのです。そういえばずっと昔、同じようにフォールディングペラを予備品にしていて、停泊時にモニター(係留ロープを沈めるためのオモリ)として使っていたことがありました。バカじゃないかと言われたのですが、その通りなのです。


ある時、誰かが同じくらいの鉄スクラップを持ってきて、

「お前さんのプロペラと交換してやる。こっちのほうが少し重いからモニターによく効くぞ」

といって持って帰ったのです。






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