2013年8月23日金曜日

金弍拾壱万円也

あまり取引のない地元銀行の当座預金に210,000円の預金がずっとありました。


今日、久々に店頭に行くのでこれを現金化することにしたのです。置いていても金利は付きません。


当座預金を現金化するには小切手が必要です。久しぶりに小切手帳を取り出して、印鑑を押して窓口に行ったのです。

「現金化してください」


「あのぅ、金額が書いてありません」


窓口のお姉さんが指摘してくれました。そうでした、久しぶりに小切手を出しのでチェックライターで金額を打ち込むのを忘れてきたのです。我が社には立派な電動チェックライターがあるのです。電動大好きなのです。


小切手はもともとは手書きで金額を書くものです。その場で210.000円と書くことにしました。

「二十一万円と書けばいいのかねえ」

「いいえ、すべて漢字で書いて下さい」

でも漢字が分かりません。教えてくれと言うと、さあたいへん。窓口のお姉さんも分からないのです。ベテラン行員さんも集まって4名が大会議です。辞書も出てきました。

やっと、「弐拾壱万円」と分かるのにずいぶんと時間がかかったのです。

でも最後に私が書き間違えて、「弍拾万円」しか現金化できなかったのです。




先日もある専門職(弁護士、司法書士、税理士、弁理士のどれかです。詳しく書くと数が少ない業種ばかりなので特定されてしまいます)の事務所への支払いに小切手を持参したら、

「これなんですか?」

と言われたのです。10年以上、専門職事務所を経営してきて小切手は初めて見たそうです。



手形帳などは不要なのでとっくに返納していますが、小切手も化石になりつつあるのですねえ。







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1 件のコメント:

kent さんのコメント...

入社暫くは見積り金額も全て漢数字で書いていました。よく間違うのは10=拾ですね。 間違うと全く逆の意味になります。拾う。捨てる。 通常は壱弐参四伍六七八九拾百阡萬圓ですが難しい方の数字の漢字もあります。http://tanu.pupu.jp/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84%E6%BC%A2%E6%95%B0%E5%AD%97%EF%BC%88%E4%B8%80%E5%A3%B1%E3%80%81%E4%BA%8C%E5%BC%90%E3%80%81%E4%B8%89%E5%8F%82-%E4%B8%87%E5%86%86%E8%90%AC%E5%B9%B4%E3%80%8D%EF%BC%89/

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