2013年6月1日土曜日

禁断のBuck Shot

雨が降る前に急いで犬たちと山に行きました。


先週撃ちかけて外した谷です。一週間たったので戻っているのではないかと甘い考えです。

Buck Shotと呼ばれる弾を1発持参しました。残りはいつものスラッグ弾です。古い本などでは「鹿弾」と訳されています。鹿撃ちに使用される弾です。


Buckです。Backではありません。バックスキンのBuckです。皮の裏側を使ったものではなく、鹿革です。

6粒の散弾が入っています。そのため一般的には「6粒(ろくりゅう)」と呼ばれています。

先週外したので一発目にこれを使おうという卑怯な作戦です。


みんなで猟をする時、この弾は絶対に使いません。危険すぎます。散弾ですから広がります。おまけに、弾同士が当たることがあるようで、とんでもない方向に飛び散る場合があります。(射撃場でさんざん試してみました。本当に危険です)


上の写真のように粒が入っています。真珠を埋め込んだナニみたいです。これが好きな女性がいらっしゃるように、6粒大好きな猟師も多いのです。事故の元です。大半の狩猟事故はこの弾です。


犬と獲物が絡んでいる時には絶対に使えません。


そんなわけで普段は使わないのですが、ひとりの猟ですし、初矢の1発だけ、ということで持参したのです。駆除期間になってまだ1頭も獲ってないのでこんな手を考えるのです。情けないですねえ。

(毛利隊長に知れたら、破門されそうです)

海外でのショットガン対人使用の大半はこの弾を使います。ヤバいです。近距離では恐ろしい威力があります。





MOMOちゃん、林道をパトロールしながらしきりに上を気にします。「怪しいぞ」とにらんでいます。

Qちゃんは林道の下、MOMOちゃんは上に別れて探し回ります。あきらかに匂いはあります。

1時間も探したのですが、雨がひどくなってきました。残念、今日は終了です。






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