2013年6月27日木曜日

取付工事

久々の晴れ間です。時間があったので、ヨットの電気配線工事です。

最初はソーラーパネルの配線とコントローラー設置です。

配線は簡単なのですが、あまりに簡単すぎて少し心配です。

配線前に計測すると、コントローラーまでは19V来ているのに、コントローラーを経由すると電圧がほとんど出ていません。

バッテリーに接続するとランプが付きます。

これだったらバッテリーを消耗するだけのような気がします。これから取説読んでみます。
(いい加減な工事ですねえ)

理屈はわかりませんが、巧妙なシステムになっているようです。自動で過充電を防止してくれます。


無線機はハードドジャー内側に取り付けました。スピーカーは上です。どちらも防水機能付きです。

恐ろしい数の配線が出ていますので、やたら時間がかかります。ちゃんとモールを使って整理しています。プロみたいでしょ。

モザイクを入れてるのは製造番号と技適番号が写っているせいです。変な画像を貼ってるわけではありません。


この頃から晴れてきて暑くなります。汗だくです。ダイエットになります。

それでも配線の接続はハンダと熱収縮チューブで1本ずつ確実にやりました。

ソーラーパネルが2枚あるので4本、無線機から7本(同軸含む)、HONDEX製GPSから2本の配線が出ています。(Garmin製は配線済み)その割には目立たなく設置できました。


配線の整理にこだわるのは、ヨット操船はロープだらけだからです。ロープ(シートとかハリヤードとか呼ぶ)との格闘です。そんな時に電気配線が絡んだりしたら話しになりません。できる限りインナーハル内側を通します。配電盤に接続するのです。

ソーラーパネルだけはバッテリー直結なのでやむなく外配線です。




こんな感じに仕上がりました。

バッテリーの充電も兼ねて夕方、試運転です。


GPSオートパイロットも駆動させて、涼しいサンセットクルージングの予定でしたが、3回もヒューズが切れてしまいました。

原因はオートパイロットです。船首が目標とまったく違った角度の位置でトラックモードにすると、急速に舵を切りすぎてオーバーロードになってしまいます。

オートモードなら問題ありません。オートパイロットだけの操作なら自己抑制機能が働きますが、GarminGPSが操作するのでリミッターが効きません。厳しい奥方に指揮されるお父ちゃんみたいなものです。おとうちゃん、パニックになって、キレて暴れたりするのです。


自分で工事をしているので、こんなトラブル時でもすぐに問題点が発見・解決できます。配電盤を経由しているので問題があればここのヒューズが切れます。高価な機器を壊さずにすみました。

今日は夜間航行用機器のヒューズを代用したのです。船は自分で手を入れておかねばなりません。沖に修理工場はないのです。




これで今回の第一次設備投資は終了です。

無線機やGPS装置を付けて、いったい何をしたいのか、とお友達は言います。簡単です。シングルハンドクルージングです。たとえば九州に行くにしたって、本船航路を横切ります。無線機があれば、「おいらのことを見てくれてるのか?」とダイレクトに質問できます。

見てない場合があるのは先日の自動車運搬船が漁船を真っ二つにした例で証明できます。相手はゴメンで済みますが、こちらはまず助かりません。



第二次設備投資はAIS装置とレーダーを予定しています。このあたりから高額な設備になってきます。お金を貯めねばなりません。

イノシシを獲って稼ぐ予定が、今年はまったく獲れません。かと言ってアジ釣りをするわけにもいきません。お仕事を真面目にするしかないですね。








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