2011年12月20日火曜日

ETC故障

今日は高松まで出張です。ギリギリまで事務所でお仕事をして、高速道路に乗ります。

ところがETCのゲートが開きません。なんで?係員に誘導してもらってゲートを出ます。

原因調査です。カードは有効です。よく調べるとETC機器の電源が入っていません。係員は、「故障のようですね。修理工場に行かれてはどうですか」と言ってくれます。


駐車場に止めて修理をすることにしました。この周囲10Km以内に私以上に車の電装に詳しい技術者がいるとは思えないからです。20分以内に修理ができなければ現金決済で走ることにします。20分は昼食に予定している時間です。

私は無線機屋です。車載無線機を取り付ける専門家です。無線機以外でも、バックモニターカメラを取り付けて、バックギアに連動させてカーナビ画面に後方を映し出すくらいは簡単に工事できます。

でも工具箱がありません。テスターもありません。素手で分解します。レガシィのヒューズボックスは写真のようなややこしい位置にあります。写真では分かりにくいのですが、アクセルやブレーキの真上です。ETC装置の電源ラインを探します。ヒューズボックス内のヒューズ、ライン上のヒューズを目視で確認します。大丈夫です。そのままラインをたどってETC機器を見ると、なんのことはない電源端子部分が緩んでいます。これが原因です。しっかり押し込むと復旧です。10分で修理完了です。

この電源端子、ロック機構がありません。振動が続くと緩むのは当たりまえです。アンテナラインにインシュロック(結束バンド)で固定するのが唯一のロック方法です。ここが経年変化で緩んでいました。もうなんという設計なのでしょう。メーカをみると「三菱」でした。移動体の設計をしたことがない技術者の仕事です。



帰宅したら、我が家の壊れているエアコンの修理に「三菱」の担当者が午後、来たそうです。もちろん修理はできていませんでした。明日から寒波が来るのに・・・

担当者は、「ガスが抜けています。22日に補修回路を持って再度来ます」と言って帰ったそうです。エアコンのガスが抜けることと、回路がどう関係あるのでしょう。もしかしたら「ベント」する機能でもあるの?それとも「懐炉」を持ってくるのでしょうか。

まったく「三菱」にやられた一日でした。




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