2011年8月22日月曜日

ブナ原生林

 四国でブナ原生林といえば石鎚山や大野ヶ原カルスト高原が有名ですが、案外とご近所にもこんな場所があります。

 中央に小川が流れていて、周囲は岩場です。岩場なので植林を免れたのでしょう。豊富な水がブナ育成の必須条件です。

 午後、ちょっと山奥に出かけていてオシッコがしたくなって車から出たらこの風景でした。

 残念なことに少し行くと、もうヒノキの植林です。花粉をまき散らしています。

 かつてはこんな山の木を切り倒して山中で炭を製造していたのです。炭で現金収入を得て、その山にヒノキ苗を植えたのです。当時としては一石二鳥のビジネスモデルだったのでしょうが、こんなに木材価格が下がることは計算に入っていなかったようです。

 我が家の山にも植林したヒノキやスギがありますが、出荷する人件費で赤字になるのでなんの資産価値もありません。せめて写真のような山だったらイノシシやシカが来てくれるのですが・・・
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