2017年3月9日木曜日

新素材

新しいイノシシ用ワナの試作品を作っている。

どうせ作るなら最新の新素材を使ってみようと思っている。いつも塩ビの加工品では進歩がない。それに、コピー製品ばかり作られてしまう。最近、パーツばかり注文がきて、なかには製造方法を教えろ、なんて具体的な要求があったりする。自分で作ろうとしたけどうまく成形できないとおっしゃる。

あのー、それって違反です。型式名NP-10のNPは「ナンカイ・パテント」の意味なんですけど・・・

たとえばこのリング部分などが作れないそうだ。

これなどは簡単な話しで、設備投資をすればいい。手作業で加工などできっこない。

塩ビ部分のカットだけして欲しいという依頼もある。わが社だってできないから外注している。塩ビはやたら粘りがあって、そのくせ金属みたいにきちんと固定できないから実に加工が困難な素材なのだ。

だから高額なのに、材料が安価な塩ビなのでこうした話しになってしまう。


試作中の新製品は以後すべてエンプラ製でいこうと計画している。エンジニアリングプラスチックだ。新素材と考えればいい。

強度があって、軽くて耐候性がある。

なによりいいのが市販されていないことだ。塩ビみたいに市中にあふれていたら、また同じようにコピーされてしまう。でも、市販されていないので入手にやたら手間がかかる。

このさい、加工設備も新規投資をする。だって新素材なので外注先がない。やらざるを得ない。

やっとすべての材料が揃ったが、さて加工はできるのだろうか・・・

いやそれ以前に新製品で獲物は獲れるのだろうか・・・





3 件のコメント:

因島のトラ さんのコメント...

NP-10のコピーではなく、弁当箱タイプのコピーを近くの鉄工所で、ステンレスで作ってもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=hvBVJXDILvI

塩ビよりステンが、丈夫で耐久性もあり、価格も安いと思います。

因島は造船の町なので、金属加工の工場が色々とあります。

因みに、これを作った機械は、数億円するそうです。
害虫いや、外注が良いと思います。

町工場、紹介しますよ。

M.Shirashiki さんのコメント...

SUS加工はレーザー加工機とプレス機でやるんでしょうね。当社も当初は鉄工所に依頼をしていました。ところが量産化の時点で価格が思うように下がらず決裂しました。

押しバネ方式はセットが難しいですよね。もう少し簡単な方法があればと思っています。

因島のトラ さんのコメント...

押しバネ式は、マスキングテープで仮固定して、バネをセットしたらテープを切って使います。
テープを切り忘れると、片方しか上がらないことがあります。

ネジリバネを使うときも、仮固定しています。