2016年8月12日金曜日

読書感想文

孫たちは午前中、家から出してもらえず、お勉強をさせられる。家人は元小学校教員だから教えるのは専門だ。孫たちはかわいそうだ。母親も教員資格があるようだから家にいてもこんなものなのだろう。それなら、叱らないばあちゃんのほうがいいということで長期休みは我が家に滞在することになる。


夏休みの宿題を主にやっている。下の孫の宿題は、早起きして朝ごはん作りをお手伝いすること。写真撮影をする必要があるそうだ。土木工事の完成写真じゃあるまいに。



読書感想文も例によってある。

なぜこんな宿題を出すのだろうか。読んだ本の感想なんて大人でも難しい。

大人でこんなことをやる人はプロしかいない。コラムニストだの書評家がやることだ。


そもそも、教員は本を読まない。結婚して30年以上たつが家人が本を読んでいるところを見たことがない。知人の教員だって同じようなものだ。読む時間がない。読書などするヒマがある教員がいまの時代にいるわけがない。恐ろしく多忙なのだ。


私のアドバイスは、「読書感想文の書き方」という本を読んで、その感想を書くことだった。「じじいのバカ」と一蹴されたが、ちゃんとそんな本は実在するぞ。



しかし子どもはバカではない。ついに楽する方法を編み出したのだ。


「図鑑」を買って読んだことにする。読む本はマンガ以外ならなんでもいいのだ。

でもって、これの適当なページ内容を紹介して、さいごに「へぇー」と書けば感想文の出来あがりぃ。






それにしても、TVがどのチャンネルにしてもオリンピックばかりで面白くない。興味ある競技なら見てもいいが、体操だの競泳だの普段あまり見かけない競技にアナウンサーが大声を張り上げるのはどうしたことだろう。

メダルの数がどーたら、こーたら言うのは、ソ連の国家ぐるみドーピングを非難することと相反しているではないか。オリンピックは国別対抗戦ではない。個人戦なのだから国旗掲揚などしなくていいと思う。








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