2014年10月15日水曜日

くそ縄張り野郎

昨日、イノシシと競争している情けない私、と書いたのですが、現実はもっと情けないくそ連中と競合していることが判明しました。



地元市役所駆除担当者から電話です。


「白敷さん、三瓶町に罠を設置されてますよね。取り外してくれませんか」


確かに、妙齢のご婦人のミカン畑の周囲にくくり罠を置いてます。被害が大きいので駆除してくれと依頼があった、あの畑です。


「地主さんの許可をお取りにならずに設置されているので撤去しろと苦情があったんですよ」


そう言われると、ミカン畑周囲の山の地主さんと会ったことはありません。でも箱罠ならまだしも、くくり罠で地主から文句があるとは思えません。

「地主さん直接の苦情?」

「違うんですが、撤去しないと地主と一緒に警察に行くと言ってます」

警察になんの被害を届けるのでしょう。バカか。


なーるほど、分かりました。三瓶町のヘボ猟師がこの山に罠を仕掛けていたのです。ところがいくらやっても獲れないので、今年から撤去したのです。そこで私に依頼があったのです。

たぶんこの猟師が知人の地主の名を借りて、縄張りを主張しているのでしょう。この町の猟師はやたら縄張りを主張するのです。猿並みです。



「ミカンの被害が大きいから罠を仕掛けているんで、地主さんに了解を取るからその苦情を申し立てている人か、地主さんの名前を教えて」

というのですが、市役所担当者は頑として名前を言いません。ただ、「撤去してくれ」と言うだけです。




いったいこの市の害獣駆除行政はどうなっているのでしょう。獣害対策のために駆除隊を作っているのです。それを一部の縄張り野郎のために罠を撤去しろとはどういうことでしょう。ミカン畑に被害があってもいいのでしょうか。お仕事の方向性が間違っていますよ。地主の連絡先を教えても問題ないはずです。

なんのために市長が有害鳥獣駆除の許可証を発行しているのか分かっているのでしょうか。つまり、こんな場合のための許可なのです。その地主の山に住んでいるイノシシが他人様に害を与えているのです。


結局、ミカン畑の周囲の地主さんの許可を取っていないことは事実なので、その分の3個は撤去しました。(どうせ空弾きしたままだったけど)山林地主を知ることは簡単ではないのです。撤去は1分で終わりました。残りはそのままです。


ミカン畑の奥方に連絡して周囲の地主さんの許可を取っていただく方法も考えましたが、こんな情けない猿並みの縄張り争いの説明をするのが恥ずかしいのです。もっと恥ずかしいのはこんな言いがかりを真に受ける市役所担当者です!



明日からは地主さんを捜して許可を取って、堂々とやたらと罠を仕掛けてやることにしました。秘策があるのです。ウフフ・・・

*と思ったけどそれも止めました。罠設置を断るなら、その意志を自分のエリアに表示すればいいのです。松茸のエリアでは現にそうしています。一般の地主は害獣駆除を希望しています。秘策は内緒だよ。フフ・・・




その間に犬を入れて引っ掻き回してやるのはもちろんです。








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