2014年4月9日水曜日

ハンターは優しいのだ

猟仲間のSさんが我が家においでになりました。

この方、スキンヘッドにいつも濃いサングラスです。

イラスト風のハードな風貌になります。


もちろん言動だってハードです。町内のハンターも一目置いている方です。


「鬼北のキジ屋はけしからんなあ」

私は鬼北町の生まれです。確かにあの町はいまキジ養殖を盛んにやっています。そのキジ屋さんに行ったのだそうです。


「メスのキジを分けてくれ」と言ったら、

「いまメスキジがいないので売れない」と断られたそうなのです。養殖しているのですからいないわけありません。




「メスキジ買ってなにしますの?」

つい訊いてしまいました。キジ鍋なら付き合いまっせ。


「前の畑のオスキジの嫁ハンにしてやろうと思うんじゃ」


なーるほど。

キジのよっちゃんはオスキジです。毎日毎日鳴いているのはメスキジを呼んでいるのです。でも待てど暮らせどメスキジはやってきません。そう簡単にキジなどいるわけありません。


そこでスキンヘッドのSさんはひと肌脱ごうとなさったわけです。ま、頭頂部はこれ以上脱げませんけどね。





ハンターはこのように優しいのです。決して繁殖させてからキジ鍋なんて・・・・考えてるかも。







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