2014年4月17日木曜日

アンテナ補修

せっかく取り付けたヨットの国際VHF無線機ですが、アンテナ先端が折れてしまいました。振動による金属疲労のようです。


同軸ケーブルもあることだし、これでも少しは飛ぶだろうと安易に考えていたのですが、昨日テストをしたら1マイルも離れたら通信できないことが判明しました。


同じマリーナの「秋津島」Sキャプテンは海上特殊無線技士1級なのです。今回、国際VHF局を開局されました。これでテストができるのです。


マリーナのバース内同士だったら通信できますが、大声で呼べば聞こえる距離ですからテストになりません。燃料補給先で呼んだらまったく通信できないのです。


このさいやむ無くアマチュア無線機用のアンテナで代用することにしました。(折れたアンテナは特注で国際VHF周波数に合わせて製作してたものでした・・・トホホ)


受信はできるようです。通信テストは後日、「秋津島」にお願いをすることにします。


アンテナや無線機のテストはSWR計という計測器を接続すれば簡単です。


無線機の送信パワー(前進波)と、アンテナからの反射波を測定します。この比を「定在波比」と言います。アンテナ性能を表します。


我が社は無線機屋ですからもちろんこの装置はあります。でも計りません。なぜって、反射が出ていることは分かりきっているからです。20MHzほどの周波数差があるのです。

あまりに精度の悪いアンテナで送信を繰り返すと無線機側に悪影響が出ます。だから知らないほうがいいのです。






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2 件のコメント:

因島のトラ さんのコメント...

国際VHFは、156MHz、アマチュア無線は、145MHz。高い周波数に合わせるには、エイとばかりに数センチカットしてください。今よりは良いはずです。
破れ傘アンテナに、45センチぐらいのステンの棒を突っ込むのが、良かったのではと…。
出来れば、SWR計でなく、アンテナアナライザーを使ってください。

釈迦に説法をお許しあれ。

M.Shirashiki さんのコメント...

アローラインアンテナは折れ込んでしまって復旧できませんでした。ステン棒を準備していたのです。残念です。

サガアンテナは小回りが利いて、特注周波数にも対応してくれるいいメーカーなのです。

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