2014年2月22日土曜日

今日も試運転





今日も試運転です。あまりにエンジン回転数が低いので、波の中ではスピードが落ちてしまうのではないかと心配だったのです。

沖に出ると白波が立つ程度の海況です。釣船は一隻もいません。ヨットにはちょうどいい風具合です。

なかでも風の強い大島と三瓶の狭い海峡をさかのぼってみました。


まったくスピードは落ちません。力強く、ぐいぐいと波をかき分けて進みます。安心です。

若い頃は大波の中、波にぶつかりながら走ったこともありました。デッキは全面水浸しで、ヨットに乗っているのか、潜水艦に乗っているのか分からないありさまでした。もうそんな元気はありません。


Uターンして、エンジンを止めて帆走です。半分くらいジブセールだけを出してセーリングを試してみました。これくらい風が強いとペラの抵抗を感じることはありません。

でもブランケットに入って風が弱くなるとガクッとスピードが落ちて、船上で転びそうになります。まさにシーアンカー並みの抵抗です。



トラさまのコメントにあるように、大きなペラのセーリング時の動作は悩むところです。

フリーで回して抵抗を抑えるべきか、それともバックに入れて固定するべきかです。

回すほうが抵抗にならないという意見と、ペラ全周の円面積としての抵抗になるから、固定して少しでも面積を減らすべきという意見です。


両方試してみましたが差を感じるほどではありませんでした。それよりも、バックに入れたら大きな抵抗がかかって、湾内に逃げこんで風が収まるまでギアを抜くことができなくなったのには焦りました。


機帆船と割り切れば、あまり悩むほどのことでもありません。





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1 件のコメント:

ホールディングペラ さんのコメント...

因島のトラです。
若いころでしたので、沖に出たら、潜って3枚ペラを外し、寄港するときに、また潜ってペラを付けたらどうかと、飲みながら話が弾みました。
実際に、潜ってペラを外しに掛かりましたが、私の乗った船は、セールがあがると必ずお酒を飲む習慣があり、お酒を飲むとペラを外すほど長く潜っていられませんでした。
結局、微風になったらエンジンを回して、帰帆走にしてみたら、セールがバタバタとエンジン異常にうるさくて困りました。
腹が立ったら、バックの効きがあまり良くありませんが、しっかり儲けて、20万ほどするホールディングペラにしてください。

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