無線機屋なのでハンダ作業は得意なことなのですが、最近は老眼がすすんで細かい作業が苦手になりました。本当はもっと小さく作ることができるのですがねえ。
作っていたのは、電磁式くくり罠のトリガースイッチです。防水で、かつ確実に動作する仕様のものを先日から、あれこれと試作していたのです。
罠を電磁式にして有利な点は、こうしたパーツを交換しても本体はなんの改良、改造も不要な点です。
３種類ほど作ってみましたが、どうやらこれが使えそうです。完全防水です。水中でも動作します。
なかには、「敏感過ぎて、これではタヌキでも反応してしまう」とおっしゃる方もあるかと思います。そんな方のために、重量センサーを組み込んだ回路も準備していますのでご安心下さい。
この重量センサーは大力作で、最新の、重量によって電流値が可変するセンサーを使っています。これをプリアンプで増幅して希望の重量で動作させるのです。県内の同業者さんと組んで作ったのですが、明らかなオーバースペックでした。無線機屋は電子工作少年のなれの果てですから、何人かで組むとたいていのことはやってしまいます。
明日はこれを組み込んだ試作機を叔父のところに持ち込んでフィールドテストです。
穴も掘らない、枯れ葉も動かさない、まったく地面に触れなくても設置できるくくり罠です。といってもワイヤーは隠す必要がありますけどね。舗装上に置いても動作します。
なるほどのクリックよろしく →
0 件のコメント:
コメントを投稿