2013年7月13日土曜日

女と銃は手から離すな

美貌のスケート選手がシングルマザーになって日本中、大騒ぎです。

教え子にはもれなく手を出すプーチン閣下のお国のコーチが手を離したとたんの大暴れです。女は怖いです。



涼しいうちに山に行こうと犬たちを連れて、午前8時前にお出かけしました。

いつもの林道を散歩していると匂いを取って追いかけはじめます。30分も追い掛けて、やっと急峻な斜面の上で吠え始めました。地図を見ると標高差280mです。

急斜面です。45度はありそうです。灌木を掴みながらヒーヒー言って登っていきました。100mごとに休んで200mまでは比較的簡単に登りましたが、それからがきついのです。斜面も体力もです。

汗が目に入ってきます。目眩もします。視野が狭くなります。熱中症一歩手前です。休みながら残る80mを必死で登ります。

吠え声は大きな岩場で聞こえます。なーんだ、タヌキです。タヌキが岩の隙間に逃げ込んでいるのです。犬たちは掘ることができないし、獲物が隙間の奥で目視できるので吠えているのです。

私が現場に近づくとMOMOちゃんがやってきます。すると、その隙にタヌキが岩場から這い出して斜面を駆け下って逃げ出しました。MOMOちゃんがすかさず追いかけます。

私も下ろうと立ち上がったのですが、あまりの急斜面です。足を滑らせて滑落したのです。数m落ちたところに雑木があって必死ですがりついて私は止まったのですが、肩から銃が落ちてしまいました。

銃は急斜面を転げ落ちて見えなくなってしまいます。しばらくしてガサっと藪に落ちた音が聴こえました。


慎重に周囲を捜しながら急斜面を下ります。でも銃は見つかりません。1時間もかけて捜します。念のために林道まで下りてみます。林道にもありません。また登って行きます。左右ジグザグに徹底して捜します。藪も見ます。

タヌキを捕まえた犬たちも戻ってきます。「銃を捜せ」と言うのですが、そんな訓練はしていませんので周囲をウロウロするだけです。念のために谷川も調べます。ここがいちばん低い場所です。ついでに谷川の水で顔も頭も洗って冷やします。犬たちは上流です。

銃が見つからないと私は逮捕です。逮捕はしかたありませんが明日の新聞に載るのは嫌です。姓が珍しいのでバレバレです。「だから結婚する時、加藤にしたいと言ったのに」と断った家人のオヤジを憎らしく思い出します。(ずいぶんまえに他界)

銃の免許も剥奪です。銃所持は厳しい管理を要求されるのです。



かといって、この280mの間にはあるはずです。頭を冷やして考えます。トラックに梱包用ロープが積んでありました。これを持って最初に滑落した場所まで登ります。本日4回目です。足にきていますがやるしかありません

すがりついた木に梱包ロープを結んで残りの輪になった部分を転がしました。まっすぐにロープは転がって見えなくなります。

このロープを中心に捜します。山の中に1本のラインができますのでずいぶん捜しやすいのです。50mほど下の倒木に添って落ちている銃をやっと発見です。ロープの真下でした。角度が少し違うと見えないのです。


帰宅したのは午後3時を過ぎていました。もうヘロヘロです。

冷水シャワーで体を冷やして、冷たいウドンを食べてエアコン全開で夕方まで休んだのであります。








スケートコーチと私からの教訓:女と銃は手から離すな!








よかったねのクリックよろしく → 人気ブログランキングへ





0 件のコメント:

人気の記事