2013年5月1日水曜日

穴あけマシン

イノシシの箱罠製作で、溶接がうまくいかないのなら、ボルト・ナットで固定すればいいじゃないかと単純に思ったのです。

いざ電動ドリルでL型鋼に穴をあけようとしたら、まあそのしんどいこと。とてもじゃないが無理です。ボール盤ならなんとかあきますが、それだと作業効率が悪いのです。組み立てながら穴をあけてボルト・ナットを入れたいのです。


私は若いころ、機械商社の営業マンだったのです。油圧でポンポンと簡単に鉄板に穴をあける機械をよく売ったものでした。(自分で言うのもなんだけど、ものすごく優秀な営業マンでした)


当時はH型鋼にハイテンションボルト用の穴を油圧であけたのです。もう少し大型なら簡単にあけることができます。(こうすると歪みができてH型鋼の強度が落ちるので、ドリルであける必要があるのです。でもこんなマシンを鉄工所に紹介するのでよく売れたのです)



ヤフオクで探してみたら何台か小型製品の中古が出ていました。電動パンチャーというマシンです。鉄板の厚さ6mmまで穴あけ可能です。さっそく落札です。


本日到着です。

でも届いたとたんに、「失敗だったかも・・・」と少し自信を失いつつあります。


思いっきり重いのです。鉄の固まりです。片手では持つことはできません。足の上にでも落としたら骨折確実です。動作説明のサイトを見ると、この機械を固定して、鉄板のほうを移動していることが多いのです。


このように、ひとつ失敗するとそれをリカバーしようとしてまた失敗します。負の連鎖です。

一般的にドツボともいいます。





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4 件のコメント:

因島のトラ さんのコメント...

尾道市因島でイノシシ狩りをしている者です。イノシシの箱ワナ作成ご苦労様です。以前箱ワナを作ったことがありましたが、図面通りに材料をカットして、穴開けをして部材を調達しましたが、ずいぶん割高につきました。
この機械の使用に当たっては、上から吊るすようにしては如何でしょうか?

素人考えですが。

M.Shirashiki さんのコメント...

吊るすのはいい考えですね。スプリングで均衡を取れば重量がなくなります。さっそくやってみます。ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

素人考えですが、穴を合わせる面の両方に開けるのでは無く、片方だけ開けます、ドリルネジ(名前が違うかもしれません)で組み立てると簡単です。IUG

M.Shirashiki さんのコメント...

そういえば、そんなことをやってましたね。試してみます。

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