2012年10月21日日曜日

楽しい楽しい射撃大会

地元、鬼北射撃場の大会に参加してきました。

サトちゃん選手と私はトラップ、S選手はスライドアクション銃でスキートに参加です。この射撃場、この季節の午前中は光線の具合でクレーが見にくいのです。それでも高齢のO先輩は22点も撃ちます。

「ジイさん、白内障気味だから眩しくないんだろう」

などと声がかかります。

でもジイさんは負けていません。

「オレは暗いところで見えにくものにちゃんと命中させる名人なんだぞ。夜、鍛えているんだ。お前たちは修行が足りん」

和気あいあいなのです。正面に飛ぶ簡単なクレーを外すとお尻をペンペンされたりします。

午前中で半分を終了してお弁当タイムです。スキート射場に行ってみたらS選手がひどい成績です。大笑いをして午後のラウンドです。でもあんまり大笑いをしたので午後は私も成績ガタ落ちです。

優勝はこの射場オーナーのMさん。今年の国体愛媛代表です。95点はたいしたものです。


大会が終了してから、私も猟用自動銃(ベレッタ・ウリカ12G)を持ちだしてスキートを撃ちました。猟期に向かって練習です。スラッグ銃身です。この銃を持って猟期は山の中を転げまわっていますので傷だらけです。競技しかしない方は見るとびっくりされます。外観はひどいのですがさすがベレッタ製です。24グラムの軽量弾でも回転不良は皆無です。

スライドアクションのS選手と勝負です。なにせふたりともスキート・ジャパンルールを知りません。スキート競技は撃つ場所を変えながら、左右に飛ぶクレーが一枚出たり、二枚出たりします。

地元会長さんに教えてもらいながら勝負です。ふたりともシングルプレーヤーですからたまに当たると拍手喝采でした。ゴルフならシングルプレーヤーは褒め言葉ですが、クレー競技で10点以下は初心者以前です。7点、8点を争うのですから情けない勝負です。25点満点なので半分も当たっていないのです。


S選手のスライドアクション銃があまりに当たらないので、パターンテストをやってみました。S選手、競技用トラップ銃でスキート公式セットを撃っても14~15点は撃つのです。(同じ条件で私は2点でした・・・トホホ・・・)こんな成績のはずがありません。銃が悪いに決まっています。(我々は自信満々なのです)


テスト用紙に撃ちこんで弾痕を見ます。

やはり、とてもクレーが割れるパターンになっていません。クレーが割れるためには1粒や2粒散弾が当たっても無理なのです。回転して飛んでいるクレーに連続して何粒かの散弾が当たってやっと割れます。10mのパターンテストですら10cmの中にせいぜい1~2粒しかありません。ものすごく拡散しています。

この銃、ハーフライフル銃です。専用スラッグ弾(サボット弾という)を撃つとライフル銃のように弾に回転を与える構造になっています。これが普通の散弾を撃っても弾に回転を出して散弾を散らしているようです。

これなら高価な専用のスラッグ弾を使う必要はありません。メーカーは普通の散弾では回転しないといいます。どっちが本当?

猟期になったら判明するよ、と言ったのですがS選手、今年から猟期はライフル銃使用なのです。スラッグ弾の効果はこんなわけで不明ですが、ハーフライフル銃で散弾を撃つとまったく割れないことは間違いないようです。




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