2012年2月18日土曜日

視察団

午後、隣町の狩猟グループの皆さまが3名で来社いただきました。

昨日お知らせした、「穴を掘らないくくり罠」の動作試験を見たいそうです。当社は一切このような来社は受け付けないのですが、製造監修の叔父からの推薦ですのでやむを得ません。

視察団の皆さまの関心は、穴を掘らなくてどうやってイノシシの脚をくくることができるかです。ワイヤーを横に引いてしまうじゃないかと心配をされています。もちろん、この点をクリアしているから自信を持って販売をしているのです。

実際にワイヤーをセットして動作テストです。1分もしないうちにセット完了です。デッキブラシの柄をイノシシの脚にみたてて踏むことにします。

「ええ、もう?」

と驚かれます。あまりのセットの速さにびっくりなのです。一般的なくくり罠を実際にワイヤーで動作させるにはたいへんな準備が必要なのです。

我が社製品のセットはトリガーにスプリング先端の専用金具をかけるだけなのです。工業製品なので、誰がやろうと、何回やろうと同じです。銃の装填と同じです。

本当は不要なのですが、軽くワイヤーをスプリングに固定します。イヤホンのラインなどを束ねる結束バンドで2、3回ひねる程度です。

「そんな簡単なものじゃあダメだ」

声がかかります。視察団グループはワイヤークリップで固定していることを知っているので、わざわざ結束バンドを取り出したのです。プレゼンで必要なことはサプライズです。

「いきますよ」声をかけて、デッキブラシの柄で踏み板を押さえます。一瞬でデッキブラシ柄の1mほど上にワイヤーがしっかりくくり付けます。戻り止め金具があるので絶対に外れません。

監視団の皆さま、目を見張って驚いていただきます。1mも脚が長いイノシシは不在だからです。
イノシシ捕獲の先輩たちも納得いただいたようです。よかった、よかった。


さっそくに採用が決まりました。ありがたいことです。納入は新年度予算です。

駆除メンバーの高齢化がすすんで、くくり罠で獲ろうにも山中に穴を掘る作業が困難になってきたそうです。


これら動作の詳細は動画で紹介します。いましばしお待ち下さい。


なお、昨日の投稿にコメントいただいているような女性ハンター様には、無料でサンプルをお送りいたしますので、ぜひ使ってみてください。

野郎ハンターにはサンプルは出さないもんね。買ってね。




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