2011年12月19日月曜日

狩猟事故

昨日、我が愛媛県でまた狩猟中の誤射事件が発生しました。被害者は死亡しました。またと書くのは、数年前にも同じような事故があったのです。

心配をいただいた周辺県のみなさまからお電話をいただきました。

香川の射撃場オーナーは、共猟にスラッグ弾以外を使っている人がいることが信じられないようでした。我が県では未だに共猟で6粒弾を使用しているグループがあるのです。

「射撃練習はしてるだろうか」とおっしゃいます。しているワケがありません。だから誤射をするのです。銃を発射することは案外と興奮するものです。慣れないとハイになります。灰になるのではなくて"get high"です。一種のパニック状態です。射撃場で数多く撃つことで冷静に周囲の状況を見ながら撃つことができるようになります。射撃練習は欠かせないことなのです。

高知県S市の猟友会会長は、「猟欲があり過ぎることが問題だ」とおっしゃいます。昔はイノシシの肉は貴重品で、高額で売買された時期があったのだそうです。その頃のなごりで、撃ち損じたりしたら罰金を取ったりする猟グループがあるのです。過度のプレッシャーをメンバーに押しつけるのです。

いまどきイノシシ肉なんて誰も欲しがりません。牛肉や豚肉が美味いに決まっています。異常に真剣な猟グループを見かけると心配します。もっと力を抜けばいいと思うのです。

我々お散歩隊(最近はマラソン隊ともいう)は少し力を抜きすぎです。それでも時々は獲れるのですから満足です。

お散歩隊の狩猟パターンは、たくさんの勢子がいて移動するから誤射の怖れがあると心配をする方もいます。でも我々は尾根を違えて山に入ります。単独猟を近くでお互いにやっているという猟スタイルを堅持しているのです。射撃技術は県内トップです。なにせ3名が国体選手です。でも当たるのは射撃競技をやったことがないTさんなのです。TOPo GUNです。




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